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執筆者: 一般ユーザー さん
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 新生児期の溢乳(いつにゅう)

新生児期の溢乳とは、授乳後少量のミルクが口からだらだらと出てくる状態のことをいいます。胃が発達していない新生児期にはよく見られる現象です。

新生児期に吐き戻しが多いと不安になることも多いでしょう。だらだらと口から吐き出す溢乳であれば生理的現象なので特に心配はありません。

万一、吐く量が多い、体重の増え方が悪い、飲んだ後の呼吸がおかしい、機嫌が悪くなる吐く以外にも体の不調があるなど心配な場合は医師に相談するようにしましょう。

溢乳になる原因と対策について簡単ではありますが紹介していきます。

溢乳の原因

原因として以下のようなものが考えられます。

・ゲップ不足

・ミルクの飲みすぎ

溢乳を防止するためには

・授乳後、ゲップをしっかり出すようにする

新生児期は胃も発達しておらず、かつミルクを飲むのも上手ではありません。ミルクを飲む際に、空気もたくさん飲んでしまっていることがあります。

授乳後は、必ずゲップを出すようにしましょう。例え、ゲップが出ないとしても飲んだ後、すぐに横にさせるのではなく数分間は縦抱きするようにしましょう。

ゲップとして出なくてもおならとして、空気が出る場合もあります。

・ミルクの飲む量を調整する

ミルクを与えても、泣いていたりぐずっている場合がありミルクの量にとまどいミルクを与えすぎてしまう場合があります。本当はミルクの量が足りていたとしても新生児期の赤ちゃんは分からず、与えられたままミルクを飲んでしまい、ミルクを吐き戻してしまいます。

吐き戻しが多い時は、ミルクの量が適正か赤ちゃんの体重が増えているか確認しながら適正な量を考えていきましょう。

・授乳後、頭を高くして寝かせるようにする

前述の通り、ゲップを出すことは重要ですが、その後寝かせる際には頭を少し高くして寝かせるようにすると吐きにくくなります。さらに顔を横にして寝かせるようにすると、万一吐いた場合でも窒息などを防げます。

最近では吐き戻し防止クッションといったものも販売していたりします。

参考

【助産師解説】新生児の吐き戻しはなぜ起こる?考えられる3つの原因と対策 | マイナビウーマン子育て

花王 メリーズ 赤ちゃんとママ・パパのための情報 赤ちゃん相談室 授乳後にもどすときは?

2020/09/07 更新

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